『毛沢東盲従の末路―「連合赤軍」事件の根源をつく』[日本共産党中央委員会出版局発行(1972/05/01)]


 「連合赤軍」を名のる殺人集団がひきおこした事件の "全貌 "や "背景 "や "真相 "が、マスコミではすでにとりあげられています。微に入り細をうがったこれらの報道や論評によって、あの事件の本質がはたして解明しつくされているでしょうか。以下、事件の中心点をおさえながら、その本質をうきぼりにしてみましょう。

目次

  1. 「連合赤軍」のナゾ――解明のカギは盲従の究明
  2. 自首までの足どり――「根拠地」での凋落ぶり
  3. 周波数1040kc――深夜、海のかなたから扇動
  4. 紅衛兵と瓜二つ―― "革命 "の名で殺人を合理化
  5. 盲従教授――毛沢東を「大指導者」と崇拝
  6. 福田正義一派――大量リンチ殺人の責任を他派になする
  7. 西沢隆二一派――いまは責任のがれの沈黙
  8. 毛沢東思想学院―― "学習道場 "から暴力実践へ
  9. 日中脱走派――文章まで北京の口うつし
  10. 「京浜安保共闘」――雑多な狂信分子が野合
  11. 「赤軍派」――ハイジャックを周恩来にほめられ、感激
  12. 資金のナゾ――カギは中国盲従商社
  13. うごめく残党――動揺、そして開き直る
  14. 共産党は糾弾する――根本の「毛沢東思想」にメス

戻る

inserted by FC2 system