『毛沢東盲従の末路―「連合赤軍」事件の根源をつく』[日本共産党中央委員会出版局発行(1972/05/01)]
「連合赤軍」を名のる殺人集団がひきおこした事件の "全貌 "や
"背景 "や "真相 "が、マスコミではすでにとりあげられています。微に入り細をうがったこれらの報道や論評によって、あの事件の本質がはたして解明しつくされているでしょうか。以下、事件の中心点をおさえながら、その本質をうきぼりにしてみましょう。
目次
- 「連合赤軍」のナゾ――解明のカギは盲従の究明
- 自首までの足どり――「根拠地」での凋落ぶり
- 周波数1040kc――深夜、海のかなたから扇動
- 紅衛兵と瓜二つ―― "革命 "の名で殺人を合理化
- 盲従教授――毛沢東を「大指導者」と崇拝
- 福田正義一派――大量リンチ殺人の責任を他派になする
- 西沢隆二一派――いまは責任のがれの沈黙
- 毛沢東思想学院―― "学習道場 "から暴力実践へ
- 日中脱走派――文章まで北京の口うつし
- 「京浜安保共闘」――雑多な狂信分子が野合
- 「赤軍派」――ハイジャックを周恩来にほめられ、感激
- 資金のナゾ――カギは中国盲従商社
- うごめく残党――動揺、そして開き直る
- 共産党は糾弾する――根本の「毛沢東思想」にメス
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