11. 毛沢東一派はかならず歴史によってさばかれる

　 毛沢東一派が一時的にどのようにいきおいよくみえても、あやまった路線はかならず失敗するものです。このことは、いままでの国際共産主義運動の歴史がはっきり証明しています。

　かつて、日本共産党と日本の民主運動が、現代修正主義の国際的潮流から不当な干渉と攻撃をうけたとき、日本共産党はマルクス・レーニン主義とプロレタリア国際主義にもとづく自主独立の立場にたって、毅然として日本の革命の進路と国際共産主義運動の真の団結を守るためにたたかいました。そして、事実の経過は、わが党のとった態度が正しかったことを証明しました。

　今日、アメリカ帝国主義との協調をはかろうとする現代修正主義の路線は破たんをしめしています。志賀義雄ら反党修正主義分子も日本人民からみはなされ、あわれな正体をさらしています。

　わたしたちがマルクス・レーニン主義の原則をかたくまもり、現代修正主表者の右翼日和見主義とひきつづきたたかうとともに、毛沢東一派やそれに盲従するものの教条主義、セクト主義とも断固としてたたかい、かれらの策動を軽視することなく粉砕してゆくならば、このたたかいはわが党をきたえ、わが党はさらに強力で強大な党に発展するでしょう。

　最後の勝利は、マルクス・レーニン主義とプロレタリア国際主義にもとづく自主独立の立場にしっかりと立ち、日本人民と世界人民の解放のために献身するものの側にあります。

　国際共産主義運動の真の利益に反し、日中両国人民の戦闘的団結と友情に反し、中国人民のかちとった社会主義の利益に反している今日の毛沢東.一派の路線は、かならす歴史によってさぱかれるでしよう。国際共産主義運動が、あらゆる困難をのりこえ、右と「左」の日和見主義を克服し、マルクス・レーニン主義とプロレタリア国際主義にもとづくあたらしい発展.の道をきりひらくことは確実です。

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