中国領土八岔島における中ソ境界線の見取り図

1969年7月15日「北京週報」


 ツァー・ロシア帝国主義が中国に押しつけた不平等な「中露愛軍条約」と「中露北京条約」は、中露両国が黒竜江を境界とすることをさだめている。国際法の公認の準則によると、およそ航行できる国境河川はすべて主要航行水路の中央線を境界とし、これによって島の帰属をきめることになっている。八含島は黒竜江主要航行水路中央線の中国側にあって、ずっと中国の管轄下におかれてきた。ここが中国の領土であることは、論議の余地がない。

 一九六九年七月八日八時三十分から十六時二十分まで、ソ連の艦艇五隻が前後して中国領土八岔島地区に侵入し、折から島で生産にたずさわっていた中国の居住民と民兵にたいし、理不尽にもまっ先に発砲してきた。またソ連機のべ六機が八岔島および八岔村上空に侵入し、挑発をおこなった。中国の民兵は、侵入して挑発をおこなったソ連軍にたいし自衛の反撃をくわえた。


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