ソ連の武力挑発に対する中国人民解放軍の決意

（１９６９年３月７日北京放送）

　ソ連修正主義の武力挑発を怒りをこめて糾弾する中国の幾億もの解放軍と人民の力強いデモは燎原の炎のようにわれわれの偉大な祖国の広大な国土に燃えひろがっている。六日までに抗議集会とデモに参加した全国の解放軍と人民の数はすでに一億五千万人を超えている。

　「新しいツアーを打倒せよ！」「ソ連修正主義社会帝国主義を打倒せよ！」の怒りの叫びは、中国の各地の空にこだましている。このほうはいとしてまき起こった国を挙げての抗議の潮は、中国の七億人民は、偉大な指導者毛主席の英明な指導の下に、一致団結して、共に敵慨心を燃やし、確固とした金城鉄壁を築いており、いかなる力を持っても打ち破ることのできないものであることを十二分に示している。

　勢い盛んな強力なデモの中で、中国の幾億もの解放軍と人民は次のような決意を示している。「敵は日いちにちと腐っていき、われわれは日いちにちとすばらしくなっている。内外のこれまでにないすばらしい情勢の下で、必ず毛沢東思想の偉大な赤旗を一層高く掲げ、毛主席を統帥者とし、林彪副主席を統帥者とするプロレタリア司令部のまわりに一層堅く団結し "革命に力を入れ、生産を促し、仕事を促し、戦争への備えを促す "という実際行動でソ連人民や世界人民の革命闘争をよりよく支援し、クレムリン宮の新しいツアーを徹底的に葬り去り、米帝国主義、ソ連修正主義およびその手先を徹底的に打倒する」。

　偉大な指導者毛主席は次のように教えている。「ソ連は最初の社会主義国であり、ソ連共産党はレーニンが作り上げた党である。ソ連の党と国家の指導はいま修正主義者に乗っ取られているが、しかしソ連の広範な人民、広範な人民、広範な党員と幹部はよい人たちであり、革命を求めており、修正主義の支配がそう長く続かないということを同志たちに堅く信じてもらいたい」。

　各地の解放軍と人民は憤りをこめてソ連修正主義裏切り者集団を糾弾したさい、毛主席のこの偉大な教えをあらためて学習し、ソ連人民の頭上にのしかかっている新しいツアーを徹底的に打倒するためのソ連人民の革命闘争を断固支持することを次々に表明している。黒竜江、吉林、内蒙古、新彊などの省と自治区の中ソ、中蒙国境地帯の各民族の革命的大衆と人民解放軍の指揮員は「レーニンが自ら創設したソ連共産党の広範な党員とソ連の広範な人民は、一握りのソ連修正主義裏切り者がいつまでもソ連人民の頭上にのしかかって横暴の限りをつくすのを決して許さないだろう。彼らは必ず決起してソ連修正主義裏切り者集団のファッショ支配をくつがえし、クレムリン宮の赤い星は必ず再ぴ輝く光りを放つに違いない」と指摘している。

　われわれの偉大な指導者毛主席が自ら創り、指導し、林彪副主席が直接指揮している中国人民解放軍は、その手にある銃をしっかり握りしめ戦闘の持ち場を堅く守り、革命的警戒心を大いに高め、戦争への備えを強め、敢えてやってくる敵があればいつでもすべてこれをせん滅する、という決意を固めている。

　中国人民解放軍はソ連修正主義裏切り者集団に対し、「毛沢東思想で武装した中国人民解放軍は無敵であり、もしも君たちが敢えて引き続き犯してくるなら、きっとこっぱみじんに粉砕して見せる」と厳しく警告している。

　祖国の長い国境線と長い海岸防衛線て守備にあたっている広範な指揮員・戦闘員は水も洩らさぬ防衛陣を敷いており、「相手が犯して来なければこちらも犯さないが、相手が犯して来ればこちらも必ず犯す」という毛主席の偉大な教えに基づいて、敢えて犯して来る敵をすぺて徹底的にせん滅し、祖国の神聖な領土を身を持って守る決意を固めている。

　黒竜江省に駐屯する空軍某部隊と珍宝島地区に駐屯する某国境守備隊の指揮員・戦闘員は、動かすことのできない事実でもって、中国に対するソ連修正主義の武力挑発という、この上ない、罪悪行為を暴露している。これらの指揮員・戦闘員は「われわれはソ連修正主義の侵略の罪悪行為をこの目で見た証人である。この血の負債はきっと返済させる」と語っている。

　各地の広範な民兵は「片手に銃、片手に鍬を持ち、戦争への備えを強めなければならない。もしもソ連修正主義裏切り者集団が引き続き敢えて犯して来るならば、彼らを人民戦争の大海原の中に葬り去るだろう」といっている。