吉報
毛沢東思想の偉大な勝利 文化大革命のゆたかな成果
中国が新しい水爆実験に成功

新華社北京発(1968/12/28)


  新聞公報

 わが国のプロレタリア文化大革命の全面的勝利をたたかいとる進軍のなかで、党の第8期中央委員会第12回拡大総会の公報の大きな励ましのもとに、 1968年12月27日、わが国は西部地区上空で、またも水素爆弾を爆発させ、新しい熱核実験に成功した。

 これは、必勝不敗の毛沢東思想のいまひとつの偉大な勝利であり、プロレタリア文化大革命のいまひとつのゆたかな成果であり、まもなく開かれる党の 第9回全国代表大会への大きな贈り物である。われわれは、このうえない喜びをこめて、今回の水素爆弾事件の成功に、熱烈な歓呼をおくる。それはわが国の核 兵器開発がまたもや新たな飛躍をとげたことを示している。

 偉大な指導者毛主席は「われわれは、世界各国の技術を発展させた、古いやり 方に見習い、他人のあとから、のろのろとついていくことはできない。われわれは、ありきたりのやり方を打破して、できるだけ先進技術を採用し、あまりなが くない歴史的期間内に、わが国の社会主義の近代化された強国にきずきあげなければならい」、とわれわれに教えている。

 今回の水素爆弾事件の成功は、核兵器の研究・製造と実験にたずさわったわが国の労働者、人民解放軍と、科学技術要員が、マルクス主義・レーニン主 義・毛沢東思想の偉大な赤旗を高くかかげて、毛主席の偉大な戦略的配置にしっかりとしたがい、「闘争・批判・改革を真剣にりっぱにやりとげよう」という、毛主席の偉大な呼びか けに断固としてこたえ、意気高らかに、闘志をみなぎらせて革命に思いきり力を入れ、生産を力強く促した結果である。研究・製造と実験の過程で、彼らは二つ の路線の闘争の歴史についての学習を深くくりひろげ、裏切り者、敵のまわし者、労働貴族劉少奇とその代理人がおしすすめた反革命修正主義路線を思いきり批 判し、毛主席に代表されるプロレタリア革命路線を断固として守りぬいた。かれらは労働者階級の指導的役割を十分に発揮し、科学・技術要員と労働者との結 合、理論と実際との結合という方針をつらぬき、大衆の知恵と力で、自力更生により大胆に核実験をおこなってさまざまな困難を克服し、一連の新しい問題を解 決し、今回の新しい水素爆弾事件が首尾よく成功をおさめることを保証した。

 中国共産党中央委員会、中国共産党中央委員会文化革命小組、国務院、中国共産党中央委員会軍事委員会は、核兵器の研究・製造と実験にたずさわった 労働者、人民解放軍の指揮員、戦闘員、技術要員、科学工作者およびすべての関係要員に熱烈な祝意を表する! これらの人びとに望みたいことは、おごりとあ せりをいましめ、いっそうの努力をかたむけて、毛主席を統帥者とし、林彪副主席を副統帥者とするプロレタリア階級の司令部の指導のもとに、マルクス主義・ レーニン主義・毛沢東思想の偉大な赤旗をいっそう高くかかげ、プロレタリア階級の政治を大いに先行させ、毛主席の最新指示を全面的に実行にうつし、毛主席 著作活学活用の大衆運動を新たな水準にひきあげることである。そして、思想の革命化をいちだんと促進し、革命性、科学性、組織・規律瀬性をたえず強め、毛 主席のうち出した闘争・批判・改革のそれぞれの段階における任務の達成に努め、プロレタリア文化大革命を最後までやりぬき、わが国の国防科学・技術の発展 とわが国国防の現代化の実現をはやめるため、新しい、より大きな貢献をしよう!

 いま、世界革命は偉大な新しい時代に入っている。アメリカの かしらとする帝国主義者とソ連修正主義裏切り者集団を中心とする現代修正主義者は、数々の矛盾に直面して分裂・瓦解しており、内外に多くの困難をかかえ て、まったくゆきづまり、日ましに孤立している。死にひんしたかれらの運命を救うために、アメリカ帝国主義とソ連修正主義は互いに結託しながら、また争奪 しあい、軍備拡張に拍車をかけて、世界の再分割をたくらんでいる。核兵器の問題では、かれらはすでにうち破られた核独占の地位と核植民地主義の実行をもく ろんで、「核拡散防止条約」なるものをこしらえ、さらに「戦略的核兵器体制の制限と削減」というあらたな取引をおこなう陰謀をたくらみつつある。だが、か れらの反革命的結託は逆の面から世界の革命的人民を教育し、アメリカをかしらとする帝国主義、ソ連修正主義裏切り者集団を中心とする現代修正主義および各 国反動派に反対する各国の革命的人民の偉大な闘争を促進するだけである。中国の今回の新しい水素爆弾事件の成功は、アメリカ帝国主義ソ連修正主義の核威か く、核恐かつ政策にまたも打撃をあたえたものであり、英雄的なベトナム人民が抗米救国闘争を最後までおしすすめることにたいし、世界各国人民の革命闘争に たいし、大きな励ましであり、支持である。

 中国政府は、中国が必要な限度のある核実験をおこない、核兵器を開発しているのはまったく防御のためであり、核独占をうち破るためであって、その 最終の目的は核兵器を消滅させるためであることを、ふたたびあきらかにするものである。われわれは重ねておごそかに宣言する。中国はいかなる時、いかなる 状況のことでも、けっして最初に核兵器を使用することはない。われわれはかねてからいったことはかならず実行している。中国人民と中国政府はこれまでどお り、ひきつづき、世界の革命的人民および独立を守り、平和を愛する国ぐにとともに、努力をかたむけ、核兵器の全面禁止と完全廃棄という崇高な目標をめざし て奮闘するであろう。

『人民中国』(1969/01)

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