中国が勝利のうちに新たに水爆を爆発
最初の地下核爆実験に成功


 全中国のいく億のもの軍民が、偉大な中華人民共和国成立二十 周年の輝かしい祝日を熱烈に祝っているとき、中国は一九六九年九月二十九日、中国西部地区の上空で、新たな水素爆弾爆発に成功した。これに先だって、一九 六九年九月二十三日、中国は最初の地下核実験にも成功した。

 これは、無敵の毛沢東思想の偉大な勝利であり、プロレタリア文化大革命のいまひとつの実りゆたかな成果である。これは、核兵器の研究・製造と実験 にたずさわった、わが国の労働者、人民解放軍の指揮員、戦闘員、技術者、科学工作者およびその他の関係要員が毛主席を統帥者とし、林彪副主席を副統帥者と する党中央の指導のもとに、「団結して、いっそう大きな勝利をかちとろう」 という、毛主席の呼びかけに積極的にこたえ、マルクス主義・レーニン主義・毛沢東思想の偉大な赤旗を高くかかげ、プロレタリア階級の政治を前面におしだ し、毛沢東思想活学活用の大衆運動を深くくりひろげ、党の九全大会もの提起した戦闘諸任務を貫徹・遂行し、「革命に力をいれて、生産をうながし、仕事をうながし、戦争への備えをうながし」 た努力のたまものである。

 中国の核兵器開発のこれら新しい成果は、アメリカ帝国主義、社会帝国主義の核独占にたいするいまいちどの手痛い打撃であり、抗米救国戦争を勇敢に すすめている英雄的なベトナム人民にとって、アメリカ帝国主義とタイ国反動派の努力侵入に反対しているラオス人民にとって、アメリカ帝国主義とシオニズム の侵略に反抗しているパレスチナとアラブの人民にとって、民族の独立と人民の解放をめざして勇敢に闘争している諸国人民にとって、大きな励ましであり、支 持である。

 偉大な指導者毛主席は、われわれに「警戒心を高め、祖国を守ろう」 と教えている。中国が必要な、限度のある核実験をおこない、核兵器を開発してい るのは、まったく防御のためであり、核独占をうち破るためであって、その最終の目的は核兵器を消滅するためである。中国政府はかつて、いかなる時、いかな る状況のもとでも中国は決して最初に核実験を核兵器を使用することはないとたびたびおごそかに宣言した。中国人民と中国政府はこれまでどおり、ひきつづき 全世界の革命的人民および独立を守り平和を愛する国ぐにとともに努力し、闘争を堅持し、核兵器の全面禁止と完全廃棄という崇高な目標を目めざして奮闘する ものである。

『人民中国』(1969/11-12)

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