5.わが国の革命の最終的勝利について


 わが国のプロレタリア文化大革命の勝利は、たしかに偉大なものである。しかし、けっして、枕をたかくして寝てもよい、と考えてはならない。毛主席は一九六八年十月のある談話のなかで、「われわれはすでに偉大な勝利をかちとった。しかし、敗北した階級は、なおあがきをつづけるものである。これらの連中はまだ生きており、この階級はまだ存在している。だから、われわれは最終的勝利を口にしてはならない。数十年のあいだ、このことばを口にしてはならない。警戒心をなくしてはならない。レーニン主義の観点にしたがえば、ひどつの社会主義国の最終的勝利は、自国のプロレタリア階級と広範な人民大衆の努力が必要であるばかりでなく、世界革命の勝利に期すぺきであり、人が人を搾取する制度が全地球から消減されて、全人類が解放されるのに期すべきである。したがって、わが国の革命の責終的勝利をかるがるしく口にするのは、まちがいであり、レーニン主義に反しており、事実にも合致していない」と指摘した。階級闘争には、なお反復があるだろう。われわれは、絶対に階級闘争を忘れてはならず、絶対にプロレタリア階級独裁を忘れてはならない。当面、政策を実行に うつす過程には、依然として二つの路線の闘争が存在し、「左」あるいは右からの妨害が存在している。闘争・批判・改革の各段階の活動をりっぱにやりとげるには、なおひじょうに大きな力をそそがなければならない。われわれは毛主席にしっかりとしたがい、広範な革命的大衆にしっかりと依拠し、前進途上の困難と曲折を克服して社会主義事業のいっそう大きな勝利をたたかいとらなければならない。


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