全国各地から上京した革命的教員・学生と会見するための大会における林彪同志の演説 (2)

(1966年11月3日)


 学生のみなさん、同志のみなさん、紅衛兵戦士のみなさん

 プロレタリア文化大革命の新たな高まりが全国的にもり上がっているとき、みなさんは、偉大な指導者毛主席にたいする限りない熱愛と限りない忠誠の心をいだいて、毛主席に会見し、同時に革命の経験を交流するために、北京にきました。わたしは、毛主席を代表し、党中央を代表して、みなさんにもっとも熱烈な歓迎の意を表します。

 毛主席は、きょう、みなさんとの会見をひじょうに喜んでおられます。ここ二ヵ月余りの間に、毛主席は、全国各地からきた革命的教員・学生、紅衛兵と、国慶節をふくめて、六回も会見されるわけです。毛主席は、もっとも偉大なプロレタリア革命家であり、いつも大衆とともにあって、十分に大衆を信頼し、大衆と心を一つにし運命をともにし、全身全霊をかたむけて革命的な大衆運動を支持されています。毛主席は、全党の同志たち、若い世代のために、もっとも輝かしい手本をうち立てました。

 現在、プロレタリア文化大革命の情勢は、ひじょうにすばらしいものです。きわめて大規模な大衆運動がすさまじい勢いでもり上がり、日一日と深まっています。社会全体の様相にも、人びとの精神の様相にも、それぞれ大きな変化がおこりました。偉大な毛沢東思想は、いっそう広まり、いっそう深く人びとの心に浸透しています。毛主席の「革命にカをいれて、生産をうながす」という呼びかけのもとに、文化大革命は、人びとの思想の革命化をうながし、工農業生産と科学・技術の飛躍的発展をおしすすめました。さいきんのミサイル核兵器発射実験の成功は、毛沢東思想の偉大な勝利であり、プロレタリア文化革命の偉大な勝利であります。

 党の第八期中央委員会第十一回総会は、毛主席に代表されるプロレタリア革命路線の勝利を告げ、ブルジョア反動路線の破産を宣告しました。ここニカ月余りの間に、毛主席の正しい路線は、広はんな大衆の前に明らかにされ、広はんな大衆に把握されて、誤った路線にたいする批判がくりひろげられてきました。国家の大事に関心をもたなければならないという毛主席の呼びかけは、ほんとうに、広はんな大衆の行動になりました。これは実にすばらしいことです。これはプロレタリア文化大革命を最後までやりぬくための重要な保証です。

 毛主席の路線は、大衆に自分で自分を教育させ、自分で自分を解放させる路線であり、まず「敢然」を第一とする路線であり、大胆に大衆を借頼し、太胆に大衆に依拠し、大胆に思いきって大衆を立ちあがらせる路線であります。これは党の大衆路線を文化大革命のなかに連用し、新たに発展させたものであります。これはプロレタリア文化大革命の路線であります。

 プルジョア路線は、大衆路線に反対するものであり、大衆が自分で自分を教育し、自分で自分を解放することに反対する路線であり、大衆をおさえつけ、革命に反対する路線であります。このプルジョア反動路線は、闘争のほこ先を、党内のひとにぎりの資本主義の道をあゆむ実権派と社会における妖怪変化にむけるのではなく、反対に、革命的大衆にむけ、さまざまな方式で大衆をそそのかして大衆とたたかわせ、学生をそそのかして学生とたたかわせています。

 毛主席のプロレタリア革命路線は、ブルジョア反動路線と絶対にあいいれないものです。ブルジョア反動路線を徹底的に批判し、この路線の影響をとり除かないかぎり、毛主席の路線を正しく、完全に、徹底的に実行することはできません。

 毛主席の正しい路線にみちびかれて、わが国の広はんな革命的大衆は、プロレタリア階級独裁のもとで大民主を発展させる新たな経験を生みだしました。このような大民主とは、ほかでもなく、党がなにものも恐れることなく、大鳴、大放、大字報、大弁論、大交流などの方式を広はんな大衆に運用させて、党と国家の各級の指導機関、各級の指導者を批判させ、監督させることです。同時にそれは、パリ・コンミューンの原則にしたがって、人民の民主的権利を十分に実現することです。こうした大民主がなければ、ほんとうのプロレタリア文化大革命をおこすことはできず、人びとの魂の奥底にふれる大革命を実現することはできず、プロレタリア文化大革命を深く掘りさげて徹底させることはできず、修正主義の根をとり除くことはできず、プロレタリア階級独裁を強圃にすることはできず、わが国が社会主義、共産主義の道にそって前進するのを保証することはできません。このような大民主は、毛沢東思想を広はんな大衆と結合させる新たな形式であり、大衆が自分で自分を教育する新たな形式であります。このような大民主は、プロレタリア革命とプロレタリア階級独裁にかんするマルクス・レー ニン主義の学説にたいする毛主席の新たな貢献であります。

 国際プロレタリア階級独裁の歴史的経験が証明しているように、このような徹底的なプロレタリア文化大革命をおこなわないならば、また、このような大民主を実行じない者らぱ、プロレタリア階級独裁は弱まり、変質し、資本主義がさまざまな形式で復活し、搾取階級がふたたぴ人民の頭上にのさぱることになるのです。

 このような大民主は、指導者と大衆のあいだで徹底的に実行されなければならないだけでなく、大乗のなかでも、大衆相互間でも、完全に、徹底的に実行されなけれぱなりません。大衆のあいだに、このような大民主がなく、話合いがうまくやられず、異なった意見に耳を傾けることがうまくやられず、事実をならべて道理を説くことがうまくやられず、頭をはたらかせて問題を考えるてとがうまくやられなければ、大衆は、自分で自分を教育し、自分で自分を解放することはできず、左派の隊列を発展させ、大多数を結集して、ひとにぎりのブルジョア右派を孤立させるという目的を達成することはできず、われわれの偉大な教師――毛主席が提起したプロレタリア文化大革命の路線を忠実に実行することができません。

 毛主席は、同志たちが徒歩で革命の交流をおこなうことを支持しています。徒歩による革命交流の長所は、広く大衆と接触し、社会の各方面と接触し、社会主義社会の階級闘争をいっそう深く理解することがでできることにあります。また、労働者、農民にいっそうよく学び、いっそう広い範囲にわたって毛沢東思想を広めることができることにもあります。この方法をとれば、革命的教員・学生が毛沢東思想をいっそうよく会得し、毛主席の正しい路線をいっそうよく会得するうえで、大いに役立ちます。もちろん、このような徒歩による革命交流は計画的に、組織的に、準億をもっておこなわれなければなりません。

 党中央は、プロレタリア文化大革命がすでに数力月の経験をつみあげたので、今後もいっそうりっぱにすすめられ、いっそう大きな成果をかちとるものと信じています。

 毛沢東思想の偉大な旗じるしのもとに前進しよう!

 毛主席の路線の勝利万歳!

 プロレタリア文化大革命の勝利万歳!

 中国共産党万歳!

 毛主席万歳!万歳!万万歳!


戻る

inserted by FC2 system