林彪同志が工業・交通戦線での毛主席著作活学活用についてかいた手紙


 工業・交通部門は政治による統帥、政治の先行を強調しているが、これはひじょうによいやり方であり、労働者階級の政治的自覚の向上にとっても、わが国社会主義建設の強化にとってもひじょうに有益である。このようにすれば、労働者階級の積極性と創意性をいちだんと高めて、われわれの社会主義事業をいっそう盛んにすることができる。みなさんが毛主席の著作を大いに学ぶことを、工業・交通部門の全活動方針の第一項目にしているのは、ひじょうに結構なことである。

 わが国は偉大なプロレタリア階級独裁の社会主義国で、七億の人口を擁しており、統一された思想、革命的な思想、正しい思想が必要である。それはほかでもなく毛沢東思想である。この思想があってこそ圧盛な革命的意気ごみを保つことができ、確固とした正しい政冶的方向をもつことができるようになる。

 毛沢東思想は、国内、国際の階級闘争の客観的法則を反映しており、プロレタリア階級、動労人民の根本的利益を反映している。毛沢東思想は、勤労人民が自然発生的に生みだじたものではなく、毛主席が偉大な革命的実践を基礎として、天才的にマルクス・レーニン主義の思想をうけつぎ発展させたものであり、国際共産主義運動の新しい経験を総合して、マルクス・レーニン主義をまったく新しい段階に高めたものである。

 したがって、毛主席の著作の活学活用をつうじて、毛主席の思想を労働者、農民のなかにそそぎこまなけれぱならない。そうしてはじめて、勤労人民の精神的様相を改めることができ、精神的力を巨大な物質的力に転化させることができるのである。

 ここ数年らい、工業・交通部門はこのようにやり始めているが、今回の工業・交通部門の会議は、さらにその経験を総括して、新しいやり方を提起した。これによっていちだんと効果があがるにちがいない。

林彪

1966年3月21日


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