中日両国の青年が広州でメーデー交歓会


 メーデー当日、広州郊外の風致区白雲山で、一九六七年度春季中国商品輸出交易会に参加した中日両国の青年一〇〇〇余名が、友好交歓会を開催した。 交歓のなかで、中日両国の青年は「世界革命人民の偉大な指導者毛主席、万歳! 万歳! 万万歳!」をいくどなく、高らかに叫び、<東方紅><大海をゆく船は舵手にたよる>などの歌をこころをこめてくりかえしうたった。それは無敵の毛沢東思想に導かれる中日両国青年の、帝国主義や 修正主義に反対する闘争の決意と、団結して、ともにたたかう互いの友情をよく物語るものである。

 メーデーの早朝、交易会に参加した中日両国の青年は、まず大がかりなデモ行進をおこなった。かれらは世界人民の心のなかのもっとも、もっとも赤い真紅の太陽である毛主席の大きな肖像画をかついで、「アメリカ帝国主義打倒!」「ソ連修正主義打倒!」「日本反動派打倒!」日本修正主義者打倒!」「プロレタリア文化大革命の勝利万歳!」「無敵の毛沢東思想万歳!」などのスローガンをさけび、歌ごえも高らかに行進した。

 交歓会で中日両国の青年は熱意をこめてつぎのようにのべた。この友好交歓会は中日両国青年の勝利の大会であり、ともに毛沢東思想を学び、革命闘争の経験を交流する大会である。また第二回中日青年友好大交流を妨害し破壊するアメリカ帝国主義やソ連修正主義、日本反動派および日共修正主義者への痛烈な打撃でもある。

 中国青年代表は「『日本の親米独立独占資本と軍国主義軍閥をのぞく広はんな人民は、すべてわれわれのほんとうの友人です』と、毛主席がわれわれに教えています。われわれ中日両国の人民と青年は一貫して肩をならべてたたかい、支持してやってきた兄弟です」とのべ、つづいて「毛主席は、『日本民族は 偉大な民族です。アメリカ帝国主義が長期にわたって頭上に君臨するのを日本民族は絶対に許すはずがありません』ととのべています。われわれは日本人民がかならず反逆に立ちあがるものと固く信じています」と語った。

 日本青年代表はまず、日本青年の教師、全世界の革命的な青年のもっとも敬愛してやまぬ指導者毛主席の長寿をいのります! 毛主席がいつまでもお達者であるようにいのります! 日本青年の敬愛する林彪副主席がいつまでもご健康であるようにいのります! とのべ、毛沢東思想を熱烈にたたえ、「『小さな火花も広野を焼きつくす』ということばはいまの日本の青年の闘争のスロー ガンです」「『世界は、きみたちのものであり、またわれわれのものでもあるが、しかし、結局はきみたちのものである』と毛主席が私たちに青年に教えておられます。毛主席の一言一句は私たち青年の心をうちます。私たちは毛沢東思想の偉大さを深く感じています。今後私は断固として、毛主席の著作を活学活用し、最後の勝利をめざして勇敢に前進します」と結んだ。

 中日両国の青年は、革命的精神にみちあふれた豪快な音楽・舞踊を披露した。中国の紅衛兵は<造反有理>(反逆には道理がある)を演じた。これはプロレタリア文化大革命のさなかで世界の舞台に登場した紅衛兵が革命的反逆をめざし、おそれを知らぬ精神で、革命派が連合して、資本主義の道を 歩む党内の実権派から権力を奪取した偉大な勝利を表現したものである。日本の青年が自作自演した<敢然としてたたかい、敢然として勝利する>と題する寸劇は、アメリカ帝国主義やソ連修正主義の反中国活動に呼応して、善隣会館流血事件をでっちあげた佐藤政府や日共の修正主義者に反対して、毛沢東思想を武器とする日本在住の中国青年と、日本の青年が勇敢にたたかった事実を伝えた。さらに日本青年は、毛主席語録の歌や日本の革命歌をうたった。

 交歓会に出席した中日両国の青年は毛主席あてにそれぞれ電報をおくり、偉大な指導者毛主席に寄せる限りない愛情をしめし、全世界人民の偉大な教師、偉大な指導者偉大な統帥者、偉大な舵手である毛主席がいつまでもお達者であるようにいのります! と、毛主席の長寿を願ってやまぬ気持ちを伝えた。

 中日両国の青年は、日本の革命的な青年と、日本在住の中国青年にあてて手紙をだした。

 交歓会のあとで、中日両国の青年は、白雲山の上に友情の木を植えた。

 『人民中国』(1967/08)

戻る

inserted by FC2 system