米日反動派・宮本集団に反対する闘争の中で急速に成長する日本の革命勢力

1967・8・20人民日報新華社記者報道(抜粋)


 日本の革命的左派は毛沢東思想の偉大な赤旗を高くかかげ、米日反動派、ソ連修正主義と日共修正主義に大いに造反している。日本の革命的左派は宮本集団の支配から脱し、帝国主義、修正主義、反動派との闘争の中で急速に成長している。かれらは日本革命の前衛であり、日本民族の希望でもある。

 日本共産党山口県委員会の革命的左派は、昨年の九月に、最初に立ち上がって宮本集団に反対して、日本共産党山口県委員会(左派)を結成し、「造反有理」の大旗を振った。それにつづいて、佐賀、愛知、福岡および兵庫県等の日本共産党県委員会の革命的左派が相ついで声明を発表し、宮本修正主義集団と訣別して、左派の県委員会を結成し、米帝国主義、現代修正主義および日本反動派と真向から対決する闘争を展開した。

 この造反はまったくすばらしい!この造反は、長年来宮本集団の推進している「議会主義」「合法主義」、「平和移行」という修正主義路線によって作り出された沈滞した局面を打破し、日本の革命に新しい生気をかもしだした。山口県など五県の革命的県委員会の結成と同時もしくはその後、南は九州から北は北海道に至る都市や農村で、日本共産党の左派細胞あるいは左派グループが結成されたり、結成されつつある。

 中国のプロレタリア文化大革命は日本の革命的左派の反逆精神を大いに励ました。日本の革命的左派は宮本集団が宣伝している「議会闘争」とか「平和移行」が、みな修正主義の代物であり、ブルジョア独裁の強化のために奉仕するものであることを見抜いた。かれらはプロレタリア革命の中心問題が権力の問題であり、古い国家機構を打破して、新しい国家機構をうち立てることであることを理解した。昨年十月、日共修正主義が第十回大会を開き、「平和移行」を大いに論じ、毛沢東思想を気ちがいのように攻撃したとき、日本共産党の革命派は声明を発表して、「毛沢東同志は、『鉄砲から政権が生まれる』と指摘している。われわれはこの真理を忘れてはならない」、「日本人民はかならず、権力を奪取する準備をしっかりとしておかなければならない」とのべている。

 日本の革命的左派の造反行動は、宮本集団の修正主義路線のカセをたたきこわし、一団の「議会きちがい」の夢想をうちこわした。宮本集団はあわてふためき、革命的左派を大いにののしりさらに佐藤政府と結託して弾圧を進めた。宮本集団は卑劣にも密告という手段を使って、革命的左派を政治的におとし入れることさえ行なった。

 しかし、日本人民は革命を必要としており、日本に革命的左派が出現して造反したことは、歴史の発展の必然的な成り行きである。米日反動派であれ、日共修正主義宮本集団であれ、みな日本の革命の前進をはばむことはできない。毛主席は「反動派がどのように歴史の車輪の前進をはばもうとしても、革命はおそかれ早かれ起こるし、また、かならず勝利をおさめるであろう」とのべている。

 今日、米日反動派とソ修、日修宮本集団が連合して日本革命を弾圧しようとも、また革命的左派の前に多くの困難と問題が存在していようとも、毛沢東思想の光は日本革命の前途を明るくてらしており、日本の革命的左派勢力は結集し、連合し、発展拡大しており、日本人民の自覚は急速に高まっており、これまでになくすばらしい革命情勢がかならずやってくる。


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