日本共産党修正主義分子の反中国暴挙に厳重抗議する

1967・3・2人民日報短評


 日本共産党修正主義分子は最近、東京でつづけざまに暴徒を組織して、在日華僑青年と日中友好を守る日本の友人を殴打するという驚くべき流血事件を引き起こした。これに対して中国人民は、きわめて大きな憤りを表明し、厳重な抗議を提出する。われわれは暴徒に殴打されて負傷した在日華僑青年と日本の友人に心からの慰問の言葉を述べるとともに、崇高な敬意を表するものである。

 東京でつづけざまに発生したこの重大な流血事件は、まったく日共修正主義分子が計画的に、しかも組織的に引き起こしたものである。ところが、「赤旗」はあろうことか、黒白を転倒し、是非を混同して、露骨きわまるファッショ的暴挙を、日本の「民主運動」を「防衛」するためのものだなどと言い張っている。これは広範な日本共産党員と日本人民に対するこの上ない侮辱である。

 米帝国主義、ソ連共産党修正主義指導集団および各国反動派が、わが国のプロレタリア文化大革命に気ちがいじみた攻撃を加え、狂暴な反中国キャンペーンを繰りひろげている折も折、とりわけ、ソ連修正主義指導集団が再三にわたって反中国の暴挙を引き起こした直後に、日共修正主義分子がおどり出してこのような茶番劇を演じたのである。これは、いうまでもなく偶然のことではない。日共修正主義分子が画策した今回の反中国事件は、まったくソ連修正主義指導集団と米日反動派に奉仕するものである。このようにもろ肌脱いで乗り出したことによって、かれらは自分たちの正体をいっそうあからさまにさらけ出したのである。

 ここで、人びとはつぎのことをはっきり見てとることができる。すなわち、日共修正主義分子が、のべつまくなしにしゃべりまくってきた「共同行動」というものは、もともと、公然と米日反動派およびソ連修正主義指導集団と結託して、かれらの反中国の用心棒をつとめることだったのである。

 こうした重大な闘争の中で、在日華僑青年は暴虐を恐れず、敢然とたたかい、敢然と勝利をかちとる英雄的な気概を示した。かれらは毛主席の著作を活学活用し、偉大な毛沢東思想を武器にして、かれらに迫害を加えるファシスト暴徒とねばり強い闘争を行なった。かれらは広範な華僑青年のために輝かしい手本を示した。かれらは中国人民の立派なむすこ、むすめの名に恥じない。かれらは中日友好事業を守る頑強な戦士であり、中日両国人民の尊敬の的となっている。

 多くの日本の友人たちは日中友好を守り、正義を堅持するために、暴徒の襲撃に抵抗する中で生命の危険を顧みず、正しい主張を貫き、身を挺して主張を堅持した。ここ数日間にわたって、日本のマルクス・レーニン主義者と各界の人民はあいついで集会を開き、日共修正主義分子の反中国暴挙に抗議し、それを非難している。これは日本のマルクス・レーニン主義者と人民の、中国人民に対する誠実かつ深い友情の表われである。これらの人びとは日中友好事業に新たな貢献をしたのである。ここに、中国人民は日中友好を守るためにたたかっているすべての日本の同志と友人たちに心から感謝の意を表わすものである。

 毛主席は、「日本人民と中国人民は親しい友人である」、「中日両国人民は団結しなければならない」とのべている。中日友好は両国八億人民の共通の願いである。これは、はばむことのできない歴史の潮流である。中日友好を破壊するものには、それが誰であろうと、よい末路はないであろう。これは歴史がすでにくり返し立証したところである。前人の失敗を戒めとせず、あくまで我をおし通すものは、かならず歴史の潮流にのまれてしまうであろう。


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