対外盲従分子の党攻撃に反論する
国際交流問題を中心にして

日本共産党中央委員会出版局発行(1967/1/25)


はじめに

 山口県の福田、原田ら「長周新聞」一派、西沢隆二(ぬやまひろし)一派、日中友好協会からの脱走分子その他、対外盲従の教条主義的反党分子たちは、一部の外国勢力とタイアップして、わが党およぴ平和・民主運動にたいして狂気じみた攻撃をくわえ、悪どい分裂策動にやっきとなっています。その場合、かれらが反党・分裂策動を合理化する用具としているのは、もっぱらデマゴキーと中傷です。なかでも、「日本共産党は日中友好を妨害している」「日本共産党は反中国になった」というたぐいの、国際友好問題をめぐってのデマゴギーと中傷です。これらについては、すでに日本共産党の機関紙誌でも再三とりあげて的確な批判をおこなってきましたが、その後もかれらは、憶面もなく同様なデマ、中傷をふりまくばかりか、いっそう悪質になってさえいます。そこで、本書では、かれらのデマ、中傷の実際をそのままとりあげて、そのでたらめさを事実にもとづいてしめすと同時に、それらの政治的本質と醜悪なねらいをあきらかにしたいと思います。

目次

  1. 日中友好運動を混乱させた震源地
  2. 「反中国大合唱」――干渉と破壊活動をおおいかくすデマ
  3. 日中友好の破壊者はだれか
  4. 民主的大衆組織の「分裂」の真相
  5. 婦人運動の分野での分裂策動をめぐって
  6. 外国歌舞団の公演をめぐる党攻撃
  7. 意見の相違による「弾圧」というデマ
  8. 「再編分化」論――むきだしの分派主義と解党主義の議論

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